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    日々、偶景から

                  


                   つい自転車に目がいく。
                   御茶ノ水、聖橋のたもと。もちろん、誰のものか判らない。


                   またもや自転車に注意が向く。文京区のある出版社の社主のものだったが、
                   最近新しい自転車に乗り換えたため、これは「社用車」となった。
                   デザインはいいのだが、実用には難があるとは社員の話。それでも、この
                   「社用車」で寒風を切りながら、取次回りをするらしい。
                                                       


                   長野県茅野駅ビル内、小津安二郎記念室。そこに置かれた、当時の映写機。


                   当時、最新鋭だったはずの映写機だ。


                   2016年、秋の残景。どこまでも蕎麦畑。


                   台東区谷中への散歩の途中で立ち寄った大黒天経王寺の門扉。
                   慶応四年(1868)の上野戦争のとき、敗走した彰義隊士をかくまったため、
                   新政府軍の攻撃を受け、その銃弾の痕が残る。
                                  


                   谷中銀座の夕焼けだんだん。この手前のビルの二階に良い古書店がある。
                  


                   2016年、秋の残景。どこまでも稲穂。



                   哲学者の加藤武先生を介し、作曲家の斉木由美さんのお招きで、2016年
                   9月23日(東京オペラシティ・リサイタルホール)、ピアノとヴァイオリ
                   ンのデュオRОSCОの記念リサイタルへ。何かの目覚めのように点描され
                   るリズミカルな音の世界に広がる斉木さんの「歓」のJoy。大好きなグバイ
                   ドゥーリナが聴けたJoy!


                   青森市「アウガ新鮮市場」。鮮魚店を中心に、70店が並ぶ。


                   青森市、善知鳥(うとう)神社の湧水、〈龍神水〉。
                   謡曲『善知鳥』の旧跡の神社。


                   八甲田丸にある博物館、かつての青森駅の発車時刻表。
                   


                   青森港の青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」。
                   このように、きれいに化粧した船体には、やや違和感があるが。
                                    


                   1904年に堀江佐吉によって建築された、青森銀行記念館。県産のヒバや
                   ケヤキを使った木像二階建て。ルネッサンス風の外観に土蔵造りを取り入れ
                   た和洋折衷の建物。内部の造りも金唐革紙などを使い豪華。


                   旧弘前市図書館。明治39年(1906)築。
                   旧青森銀行と同じく、堀江佐吉の設計。


                   旧弘前市図書館入口。
                   堀江佐吉は弘前藩お抱えの大工の棟梁。函館で洋風建築を学んだ。
                   太宰治の生家「斜陽館」も佐吉が手掛けた。
                   


                   旧弘前図書館の全景。室内を明るくするため窓を多くした、八角形双塔の洋館。
                                    

                   誰が愛用した自転車か? 石坂洋次郎である。
                   出身地である青森の弘前郷土文学館、石坂洋次郎の展示室に置いてある。

                   明治33年(1900)築、旧東奥義塾外人教師館。
                   この一階に喫茶室「サロン・ド・カフェ・アンジュ」がある。
                   


                   「サロン・ド・カフェ・アンジュ」の珈琲。
                   「藩士の珈琲―日本庶民初の珈琲」。
                   150年前に弘前藩士が薬として服用したという。
                   土瓶に珈琲の入った袋があり、1分間ほど浸して、色の出具合を見て飲む。


                   弘前城、追手門。


                   弘前城の紅葉。桜の有数の名所だが、紅葉も素晴らしい。

                   弘前城内の大樹クロベ、別名ネズコ。樹齢は500年以上とのこと。
                   樹皮は、火縄銃の火縄に使われたという。


                   弘前市の「珈琲 時代屋」。
                   昭和2年(1927)に建てられた三上ビルに入っている。


                   懐かしい昭和の面影を残す「珈琲 時代屋」の入口。
                   ここで、コーヒーとアップルパイを食す。


                   青森市、「珈琲茶館 麦藁帽子」。
                   入口はセンスがあるともいえないが、市内で有数の老舗喫茶店。


                   サイフォンで一杯ずつ淹れたコーヒーが、このような蓋付きカップで出てくる。


                   店内の棚には、コーヒーカップが並ぶ。


                 

          




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