nakamurakunio.com

日々、偶景から (トップ) へ戻る



    日々、偶景から

                



                 井戸の給水ハンドル(武蔵野市)。
                 散策の途中、某公園で遭遇。まわしてみたが、ロックされていて動かない。
                 その様子をそばでトラ猫が不審そうにみていた。


                 光のクリスタルなオブジェ。
                 サントリーホール(六本木)でマーラーの交響曲3番を聞いた夜(2017年暮)。                 


                 ラファエッロ「アテネの学堂」(ヴァティカン美術館)
                 美術史のキャノン。古代科学者、人文学者たちにルネッサンスを代表する画家の
                 肖像を重ねたオールスター群のなかで、ラファエッロ自身はどこにいる?


                 右端の白いマントの人物(ソドマ)の後ろに、
                 作者ラファエッロ自身が、ひかえめにいる。 



                 映画「ゴッホ―最期の手紙」のポスター(東京都写真美術館ホール)。
                 2017年に見た映画のなかで、特筆すべき作品のひとつ。総枚数62450枚のゴッホ
                 タッチの動く油絵で構成されている手法の面白さもさることながら、アートサスペンス
                 映画としての体感の深さが新鮮だった。


                 フラ・アンジェリコ「受胎告知」(フィレンツェ、サンマルコ修道院)。
                 二階に上がって正面の壁でこの名高い「受胎告知」の絵に対面すると、静謐で清浄な
                 空気に包まれる。同時に、左側の背景を含め、空間構成の斬新さも感ずる。
                 二人の左右の手の重ね方の違いも興味を惹く。
 


                 受胎をマリアに告知する天使ガブリエルは、右手を左手に重ねている。


                 告知を受けるマリアは、左手を右手に重ねている。左右の対比的構図を越えて、
                 これに何かキリスト教美術の象徴的な意味があるのか。まだわからない。
                 これから、調べるつもりだ。
 


                 フィレンツェの老舗デパートの屋上にあるトラットリア「ラ・テラッツァ」の
                 テーブルから、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂をのぞむ。


                 フィレンツェ、アルノ川。ヴェッキオ橋から(むこうは、サンタ・トリニタ橋)。
                 多くの土産物屋と人ごみで騒然とする、この橋の一角は、とりたてて長居をしたい
                 と思わなかった。
 

                 


                 アルノ川沿いの街灯のデザインが面白い。
                 台のあたり、人がしゃがんだ、しかるべき微妙な(?)体勢を思わせる。


                 いつでも、どこでも路地が好き(フィレンツェ)。 


                 スペイン広場、大晦日の夕刻(ローマ)。
                 



 

          




上に戻る