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日々、偶景から (トップ) へ戻る
池袋南口立教通りにある古書店「夏目書房」の閉店は衝撃だった。
戦前、新聞記者の父も馴染みの店で私は50年も通った。
病弱で若くして亡くなった父の末弟の叔父は1930年代の終わりころ、
この店で働いていたことがある。
閉店の現実を私はまだ受け止められない。
サントリーホールの出入り口の上、入場開始を告げるオルゴールが鳴る。
その日はカンブレラン指揮、読響によるコンサート。
ヴァイオリン・諏訪内晶子。ペンデレツキ:広島の犠牲者に捧げる哀歌。
シマノスキ:ヴァイオリン協奏曲1番。ハース:静物。
ラヴェル:ラ・ヴァルス。諏訪内昌子のアンコールは、イザイ。
信州の霧の山中に謎の光が現れた。
光を追うと霧の中に消えた。これは何だったのか?
ひよこのように寄り添う西洋梨ラ・フランス。
そして、ひよこはトランポリンの上に移動。