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    日々、偶景から

                



                 時計が休まず、信州の森のなかで、時を刻んでいる。
                 だから? ただそれだけのことだ。
                 
                 




                 閉演した「としまえん」ゲート。94年の歴史を2020年8月に閉じて、1年たった。
                 中を覗くと、早くも廃墟の翳が広がっている。かつて賑わった場所ほど、廃墟化が早い。
                 小学生の時からのなじみの場所。小説の舞台でも重要な役割で使った(「週末の仕事」)。





                 西武豊島線、豊島園駅。数年のうちに、廃線になるらしい。
                 すでに「幻」の駅の気配がある。




                 信州の蓼科にひっそりとあるカレー店の「百歩」。
                 メニューが豊富で、すべてが美味しい。感染症対策も徹底している。
                 古書店、珈琲、鮨屋、蕎麦屋(かつてはラーメン店だったが、今は不可)、それにカレー店があれば、私は満足。





                 同上。街道から奥まった、小高い丘の上にあり、店からは赤松の森を渡る風の音が聞こえる。





                 池袋西口、カレーうどん専門店の「ひかり」。人一人通るのがやっとの、ビルの隙間の奥にある。
                 やや辛めのカレーうどん。しばらく間が開くと行きたくなる。今は、緊急事態宣言下、休業中。





                 同上。この半地下の穴倉のような通路を進む。
                 気の弱い人は、このあたりで引き返したくなる。




                 同上。階段を上がった右手のビルの谷間に、仕舞屋(しもた屋)風の日本家屋があり、そこが「ひかり」。
                 テレビのグルメ番組で紹介されてから、「隠れ家」的な店ではなくなった。





                 


 

          




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